2010年02月25日

不思議な夢

先日、不思議な夢を見た。
去年、事故で突然亡くなった私の職場の先輩が、夢に現れたのだった。
亡くなる前日に会話して以来、やっと、お話しすることができた。

場所は、神社の社務所。
地鎮祭に出かけようとして、カバンを肩にかけ、風呂敷を持って、いままさに外に出ようと入口の辺りにいる私と、机を挟んで反対側にいる先輩。
何か談笑している途中から夢は始まったのだが、お話していてふと、
(この人はもう亡くなっているんだよなぁ)
と思う私。そして、
「…あぁ、そうだ、○○さん。自分、ここ辞めて○○神社でお世話になろうと思っているんですよ」
と言う私。
先輩は、「え? そうなの?」と驚きながらも、
「でもまぁ…君、ここにいるよりも、…大変になるぞ?」
と言う。実に先輩らしい言葉だった。
私が「はい…」と答えると、外にいる巫女さんから声がかかる。
その日は、何とかの会という団体から参拝の予約が入っていて、その方たちが今来られた、との事だった。
私たちが外に出てお迎えに行くと、十数名かと思っていたその会の方々は、実は数百名いて、またたく間に境内はイベント会場の様に賑やかになる。
それでも先輩は、慣れた動作で、
「はい。こっちですよ。こっちこっち」
と言いながら、皆を社殿へと誘導する。
私も戸惑いながら先輩に従って、皆を誘導する。
他の職員も出てきたのだが、皆知らない人ばかりで、顔も曖昧で記憶になかった。
普段、百人も入ればいっぱいになってしまう社殿なのだが、何百という参拝者は、どんどんと社殿の中へと入っていく。
ある程度誘導し終えて、私はほっと息をつき、
(ああ、そうか。先輩は今、こういう事をしてるんだ…)

…と、思ったところで目が覚めたのだった。

何とも、不思議な夢である。
でも、先輩と話せてよかった。すごく嬉しかった。すごく元気そうだった。怖いという気持ちは微塵もなかった。お話できて、安心した。

ちょうど、その夢をみた日(前日?)の朝に、正式に退職届を提出したところだったから、もしかしたら、自分の中で何か肩の荷が降りたのかもしれない。ケリが着いたというか。そんな感じ。
目覚めはすごく良くて、その日はとても頭が冴えてアイデアがどんどん出てくるのだった。

他の職員に話したら、「いいなぁ〜」と言われた。みんな、やっぱり会いたいのだ。それを聞いても嬉しくなった。
「もしかして、あっちの世にちょっと行ってたんじゃないですか?」と言われもしたw
でも、ほんと、そんな感じだった。
すごく現実感がある。ほんとに会って話してたような。

神社に来た大勢の人は、もしかしたら、亡くなられた方々なのかもしれない。
そしてここの神様は大国主大神。またの名を幽冥主宰大神。幸福のご縁を結んでくださる神様であり、人間死後の世界を治めていらっしゃる神様でもある。
先輩は、仲間と一緒にその人たちを導いていたのだろう。

亡くなってもやっぱ、神主やってるんだなぁ、と、
その日は一日清々しく、誇らしい気持ちで過ごせたのだった。
posted by 霧島 安曇 at 21:11| Comment(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
目頭が熱くなりました。

あちらでも、神主を。。。

嬉しい。いずれゆっくりお会いしたい。

よかったです、本当に。

書いて下さってありがとう。
Posted by Bamboo at 2010年03月03日 09:02
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。